![]()
相手の話していることをよく聴く
英語で話しかけられた時、緊張のあまり、頭がまっ白になってしまうという人はいませんか。
そういう人は「何か言わなければ。どうしよう」とあせるあまり、聴き取れることまで聴き逃してしまって
いるのではないでしょうか。相手が言っていることをよく聞くこと、ここから英会話は始まります。
答えはまずイエスかノーです。すぐに答えられなければ、
What did you say?(もう一度お願いします)
Let me see.(ええと)
I don't know.(わかりません)
と言ってみましょう。日本人は、イエス/ノーを言う前に、なぜイエスなのか、
なぜノーなのかの理由を言おうとするので、パニックになってしまいます。たとえば、
「日本には白い車が多いですね。日本人は白い色の車が好きですね」と言われて、
"Because in Japan・・・"という説明から始める人がいます。よっぽど英語力に自身をもっている人
ならすぐに英文が浮かぶでしょうが、そうでない人は、
Yes, that's right.(その通りです)
Oh, do you think so?(そう思いますか?)
こういう受け答えができればまずはOKです。難しく考えることはありません。
「日本のサラリーマンは以前は紺色の背広を着ている人が多かったようですが、最近は違うようですね」
と尋ねられれば、イエス/ノーで答えるのが基本です。頭の中であれやこれやを総動員させて、
「日本人は横並びで画一的と非難されているのかな、最近は自主性が尊重されていると言いたいけど、
やはり紺色の背広は多いからな・・・」欲張りすぎというものです。相手はちょっとした
会話をしたいだけかもしれません。話の糸口をつかみたいだけなのか、真剣な意見を聞きたがっている
のかを判断し、コミュニケーションを楽しみましょう。相手の話をできるだけ落ち着いて聴き取り、イエス/
ノーで受け応えしながら、相手の状況や意見を、こちらが話させるようにするのも手です。「あなたの
お国ではどうですか」「あなたはどう考えてますか?」。そういう「作戦」をとって無理なく会話をすすめて
みてはどうでしょうか。そこから「かなり保守的な人のようだ」「日本のこういう点に批判的なんだなあ」
という情報が得られれば、今後のつきあいや商談がしやすくなるというもの。
こんな話を聞いたことがあります。ニューヨークで音楽の勉強をしていた日本の女子学生が、慣れない
生活と厳しいレッスンで疲れ果てていました。ある冬の寒い日、アパートメントの近所に住む顔見知りの婦人に、
"Why don't you sometimes come to our House
to have a cup of coffee?"
と言われて、
"Because you didn't ask me・・・”
と言って泣き出してしまったというのです。学校の授業で、Whyと尋ねられればBecauseと答える
ように教えられたとしても、相手の口調や顔の表情で、その場の状況がわかるはずなのに。
やはり余裕がないとコミュニケーションをとるのは難しいのですね。
戻る
トップページへ